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猫の夏バテ防止法

これまでは「熱中症といえば7-8月」というイメージでしたが、近年のトレンドとして、5月-6月の梅雨時期・初夏にかけて、熱中症によるペットの診療件数が急増する傾向が顕著になっています。
ペットの体がまだ暑さに慣れていない時期に、急な真夏日や高湿度に見舞われることが原因です。
近年の酷暑は、人間だけでなく猫ちゃんにとっても大きな負担になります。
そのため、早い方では4月下旬や5月段階から「熱中症週間予報」をチェックし、早めに対策を始める飼い主様も増えています。

この記事では、大切な愛猫が元気に夏を過ごせるよう、飼い主さんができる熱中症・夏バテ対策をご紹介します!

1.猫も夏バテするの?熱中症のサインは?

猫は砂漠地帯をルーツに持つ動物のため、犬より暑さに強いと言われています。しかし、日本の高温多湿な夏は猫にとっても過酷な環境です。
夏バテになると、以下のような症状が見られることがあります。

・食欲が落ちる
・水を飲む量が減る
・元気がなく寝てばかりいる
・毛づくろいの回数が増える
・嘔吐や下痢をする
・呼吸が荒くなる

こうした症状が続く場合は、熱中症や病気の可能性もあるため、早めに動物病院へ相談しましょう。
治療の開始が遅くなるほどに、病気が治るまでの時間もかかってしまいます。
「熱中症かも」と思ってすぐに病院にいき点滴などの治療を行えば、翌日には全快する子もたくさんいます。

猫は犬のように頻繁にパンティング(口呼吸)をしないため、口を開けて苦しそうにしている場合は、緊急度の高いサインとして注意が必要です。
日ごろから、猫の様子をよく観察しておきましょう。

2.猫の夏バテ防止法

ここからは、実際に飼い主さんができる猫ちゃんの夏バテ・熱中症予防策をご紹介します!

室温管理を徹底する

猫が快適に過ごせる室温は一般的に25~28℃程度とされています。留守番中も油断は禁物です。

ポイント

・エアコンを活用する
・直射日光を遮るためカーテンを閉める
・複数の部屋を行き来できるようにする
・冷房の風が直接当たり続けないようにする
・停電などに備え複数の冷房をつける
・冷房で身体が冷えたときのためにブランケットを敷いておく

猫は自分で快適な場所を探しますので、涼しい場所を選べる環境を整えてあげましょう。
また、シニア猫は若い頃よりも暑さ寒さを感じにくくなっているため、時々からだを触って熱くないか冷たくないかを見てあげることが大切です。

水分補給を促す

夏バテ予防で最も重要なのが水分補給です。
おすすめの方法

・水飲み場を複数設置する
・毎日新鮮な水に交換する
・循環式給水器を利用する
・ウェットフードを取り入れる

特にシニア猫は脱水になりやすいため、こまめにチェックしましょう。

涼しく過ごせる場所を用意する

猫はひんやりした場所を見つけるのが得意です。
以下のようなアイテムを活用すると、さらに快適に過ごせます。
・冷感マット
・アルミプレート
・大理石プレート
・通気性の良いベッド

ただし、無理に使わせる必要はありません。猫自身が選んで利用できるようにしておきましょう。

食欲低下に注意する

暑さで食欲が落ちる猫も少なくありません。
食欲が落ちたときの工夫

・少量ずつ回数を分けて与える
・ウェットフードを活用する
・フードを常温に戻して香りを立たせる
・新鮮な状態で与える

急激な食欲不振や丸1日以上食べない状態が続く場合は注意が必要です。

ブラッシングで体温調整をサポート

抜け毛を取り除くことで、熱がこもりにくくなります。
特に長毛種は毛玉ができると通気性が悪くなり、体温調整がしづらくなります。

ブラッシングのメリット

・抜け毛対策
・毛玉予防
・皮膚の健康維持
・熱のこもり軽減

愛猫とのコミュニケーションにもなるので、ぜひ習慣にしてみましょう。



3.猫の夏の健康を守ろう

猫ちゃんの夏バテ予防は、「室温管理」「水分補給」「涼しい居場所づくり」が基本です。
愛猫は言葉で体調不良を伝えることができません。普段からごはん・おやつを食べる量や飲んでいる水の量、行動の変化をよく観察し、暑い夏を元気に乗り切れる環境を整えてあげましょう。
飼い主さんのちょっとした気配りが、猫ちゃんの健康を守る大きな力になります。

参考・引用:
ペットの熱中症対策|PETポチッと季節特集